いつき鍼灸院
養生気功 樹会
田中 英樹
昭和47年生
大阪府出身
近畿大学法学部卒
森ノ宮医療学園専門学校卒
はり師・きゅう師
兵法タイ捨流 門人
はじめまして。
大阪府箕面市の「いつき鍼灸院」院長の田中と申します。
私は、10代からフルコンタクト空手等格闘技を始めたのですが、27歳の時に試合で投げられて肩鎖関節脱臼という怪我をしてしまいました。怪我をしたことよりも相手の起こりのない動きに衝撃を受け、自分が全く身体が使えていないということを実感しました。
それを機に身体の使い方について調べ始めると、その秘訣が中国武術や日本武術等の古来からの伝統文化にあることを知るに至り、意拳を元にした気功や古流柔術等を学びました。また、古流柔術には活法と呼ばれる現代の柔道整復の元になる医術があることを知り、活法や呼吸法も並行して学びました。
当院開院以前は、気功法・呼吸法等を指導する「養生気功 樹会」において、健康法の普及に努めて参りました。その中で多くの方が自覚されているのが「呼吸が浅い」というものでしたが、お身体を診させて頂いたり、実際に呼吸をして貰うと呼吸筋の動きが非常に悪く、過緊張気味になられている方が殆どでした。呼吸が浅いと自立神経のバランスが崩れ、血流の低下、胃腸障害、睡眠障害など様々な不調が現れます。
呼吸法や気功法は、これら不調を改善するにはとても良い方法なのですが、一つネックがあります。それは、継続が難しく感じられる方が多いということです。特に気功法は、継続して地道に鍛錬を続けなければ効果が出ません。しかし、現代社会においては仕事、家事育児等でなかなか心の余裕がないという声も多く聞かれました。
そこで、私の提案は、私共施術家の助けを借りながらご自身でも1日10分のセルフケアを実践するというものです。これまで指導してきた経験を元に、なかなか時間が取れないという方のために、短時間でも不調の改善に繋がる呼吸法や体操等を指導させて頂きます。
鍼灸の世界はとても奥深く、難しい症状も治してしまう先生もおられると思いますが、それでもなお、100%受け身の姿勢ではなかなか治癒は難しいのではないかと思います。
より積極的にご自身の心身に向き合って頂くためのお手伝いが出来ればと考えております。
どうぞ、よろしくお願い致します。