5月のポイントは、「胸椎11番の可動性」です。
胸椎11番は、内分泌系と関係が深いのですが、簡潔にいうと
過剰な免疫反応やストレスへの対応
に関わります。
肘にツボである曲池と足の甲にある反応点を使って、胸椎11番に弾力をつけます。
①曲池を温める
肘を曲げて出来るシワの最も外側に「曲池」というツボがあります。
ここを何度か押した後、掌でふわっと包み込むように触れて、そのままゆっくりと呼吸をします。
曲池が温かく感じられると、同日に鳩尾や背中にも温かく感じられます。
お灸のセルフケア教室に出られた方は、ここにお灸をするのも良いです。
②足の第3,4指間に気を通す
手の指を使って、足の第3,4指の間を指先から足首の方向へ擦上し、指が止まるところを押した後、少し力を緩めてそのまま呼吸します。
こちらも背中が温かく感じられたらOKです。
③胸椎の捻転運動
椅子に腰かけて、胸の前で腕を組み臍と腰を正面に向けたまま、身体を左右に捻ります。
この時、腰が一緒に回らないようにして、胸椎に力が集まるようにします。
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